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UTMにおけるシグネチャとは?導入方法や注意点なども解説!

UTMにおいてシグネチャを導入することは、ネットワークセキュリティの向上に繋がります。

 

本記事では、UTMのシグネチャに関連する取り扱い方法や注意点などについて解説しています。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

 

シグネチャとは?UTMとの関連性について解説!

シグネチャとは?UTMとの関連性について解説!

 

シグネチャはセキュリティ対策として有効ですが、未知なるコードが出現した際に機能しない場合があるため取り扱いには十分注意しなければなりません。

 

注意点についての詳細は後述しますが、そもそもUTMにおけるシグネチャの必要性について疑問に思っている方もいることでしょう。

 

ここでは、UTMとシグネチャとの関連性、そして必要性について解説しています。

 

 

シグネチャとは?

UTMにおけるシグネチャは、適正かつ安全な運用をするためにも必要不可欠な仕組みです。

 

シグネチャとはネットワークにおける脅威や不正アクセスなどを防止するためのルールを取りまとめた仕組みのこと

 

コンピューターウィルスなどのコード化されたプログラムを対象とすることから、事前にプログラミングされたコードがサイバー攻撃に対して反応し、システムへの侵入を防止する流れとなっています。

 

つまり、UTMにおける多層防御をより強固にするためにも重要な施策といえます。

 

施策とはいえ根本的なネットワークセキュリティ対策を目的としており、UTMにもともとシグネチャが内蔵されているケースも数多く存在し基本的には更新することが必至。定期的なメンテナンスを心掛けてください。

 

 

UTMのセキュリティに寄与する!

ネットワークセキュリティ対策においてUTMの持つ仕組みは重要ですが、その根幹としてシグネチャが挙げられます。

 

原則としてシグネチャが、外部脅威に起因するシステムトラブルを防止しますが、その過程を統合し管理する役割を担う仕組みがUTMです。

 

つまり、UTMにシグネチャを導入し定期的なメンテナンスを継続することで、外部に起因する不具合を防止できるということ。ネットワークセキュリティ対策の観点からみても、設定やメンテナンスすることは重要です。

 

 

UTMにおけるシグネチャの導入方法とその注意点について解説!

UTMにおけるシグネチャの導入方法とその注意点について解説!

 

現在リリースされている多くのUTMには、セキュリティの観点からシグネチャが搭載されているパターンもみられます。

 

しかし、なかにはシグネチャの導入や設定を自社で行わなければならないケースもあることでしょう。

 

まずは、UTMにシグネチャを導入する方法について詳しくみていきましょう。

 

 

シグネチャの導入方法は?

UTMでシグネチャが設定されていない場合は、セキュリティ向上のためにも導入をおすすめしますが、主な方法としては、下記の2つのパターンが考えられます。

 

  • 自社で設定導入する
  • 一連の設定をベンダーに依頼しする

 

それぞれにメリットとデメリットがあるため、UTMにシグネチャを導入もしくは設定をする際は運用目的や用途、費用面などをよく検討することが重要。例えば、WAFとの相関性や他システムとの互換性などが挙げられます。

 

基本的には、UTMにシグネチャを導入する際は専門的な知識やスキルが必要となる場合があるため、ケースに応じてベンダーへ依頼することもご検討ください。

 

 

導入における注意点は?

UTMにシグネチャを導入した際は、認知したログの情報を解析しなければなりません。

 

しかし、ログ解析においてそのボリュームや通信状況を確認するには専門的な知識とスキルが問われます。

 

他にも下記のような注意点も挙げられるため、取り扱い時には十分注意しましょう。

 

  • シグネチャの更新によってデータベースが膨大になる
  • 安全性を確保するためにも定期的な更新とメンテナンスが必要
  • 検知後に新規のシグネチャを作成できる

 

UTMにおけるシグネチャは、その安全性を保持するためにも定期的なメンテナンスが必要であることは前述したとりですが、そもそも日々新たなネットワーク脅威が発生している現代において常に最新の状態にしておくことは重要。

 

シグネチャのルールに基づいて設定していく必要性から、過去に被害を受けていなければ新規で紐づけてセキュリティ対策することが困難なところは注意しておきましょう。

 

 

 

さいごに|UTMにシグネチャを導入してセキュリティを向上させよう!

さいごに|UTMにシグネチャを導入してセキュリティを向上させよう!

 

今回は、UTMにおけるシグネチャの重要性や導入方法などについて解説してきました。

 

定期的な更新やメンテナンスは必要ですが、これによりシグネチャのデータベースが膨大に膨れ上がることがあるため、内部的要因によるシステムトラブルに発展することが懸念されます。

 

正しい取り扱い方法を熟知するだけでなく、大きなトラブルは企業のセキュリティ管理に重大な影響を及ぼすリスクが伴うため取り扱い時は十分注意しなければなりません。

 

シグネチャの仕組みをよく理解してUTMに導入もしくは見直し、ぜひこの機会にセキュリティ強化に努めてみてはいかがでしょうか。

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業界歴10年以上の生粋のOA機器営業マン。勤めていたOA機器会社のあまりの悪徳営業っぷりに嫌気がさし「株式会社じむや」を設立。 UTMや複合機業界の赤裸々なコラムを発信し続け、価格崩壊を招いた張本人。 競合他社から2週間に1回はクレームが入る程の激安正直価格でUTMや複合機を全国にリース販売しています。