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クラウド型UTMとは?メリットとデメリットを解説!

従来のとおり、インターネットとUTM機器を直接繋ぐアプライアンス型とは異なり、クラウド型は設置環境や運用方法などの観点からみても数多くのメリットがあります。

 

本記事では、クラウド型UTMについて解説しています。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

クラウド型UTMとは?アプライアンス型との違いを解説!

クラウド型UTMとは?アプライアンス型との違いを解説!

 

クラウド型UTMは、すべてインターネット上で運用管理することができる仕組みを持ち、ネットワーク構造もシンプルです。

 

まずは、そんなクラウド型UTMの特徴からみていきましょう。

 

 

クラウド型UTMとは?

UTMとは、インターネット上に存在するあらゆる脅威を対象として、それらを防御する仕組みのこと。

コラム:UTMとは?導入のメリットやデメリットを詳しく解説!

 

サイバーセキュリティ上、ネットワーク脅威から守るためにも必要性を感じる企業も多いようです。

 

ところで、UTMにはクラウド型とアプライアンス型が存在しますが、クラウド型の方が運用管理しやすいメリットがあります。

 

そもそも、クラウド型UTMの特徴は、アプライアンス型のセキュリティ関連機能をクラウド上で稼働させる仕組みを持ちます。

 

 

アプライアンス型との違いは?

UTMのクラウド型とアプライアンス型は、双方インターネットを活用する点において、同じ機能を持ちます。

 

また、外部ネットワークとローカルネットワークの間でセキュリティ対策をすることも同じです。

 

それでは、アプライアンス型UTMとの違いは何なのでしょうか。

 

結論からいえば、UTMをオンライン上(インターネット)に設置するか、オフライン上(オフィスに設置)に構築するかどうかです。

 

具体的には、アプライアンス型は複数の接続拠点をUTMにて構築し、かつ物体として実務として運用管理に依存。

 

一方、クラウド型は、インターネット上にUTM機能を構築し、ネットワークセキュリティ対策を行います。

 

 

 

クラウド型UTMのメリットとデメリットを紹介!

クラウド型UTMのメリットとデメリットを紹介!

 

クラウド型UTMは、運用管理するうえで、数多くのメリットがあります。

 

一方で、デメリットも存在するため、使用上の注意点は守らなければなりません。

 

ここでは、クラウド型UTMのメリットとデメリットについて解説しています。

 

 

メリットは?

クラウド型UTMのメリットには、下記の3つが挙げられます。

 

  • 運用管理が全自動
  • 物理的設置を必要としない
  • 拡張しやすい

 

クラウド型UTMは、基本的に接続方法や仕組みがシンプルなことが特徴。実物のUTM機器が必要なく、運用管理が全自動で行えるため、人的負荷が最小限に抑えることができます。

 

そして何より、物体を伴わない方法のため拡張がしやすく、ネットワークセキュリティにおいて再構築しやすいところは大きなメリットです。

 

仮にアプライアンス型UTMで拡張する場合は、配線の接続関係や機器自体のスペックを考慮した分散配置などを吟味しなければならず、時間と労力に負担がかかってしまうケースも珍しくありません。

 

 

デメリットは?

一方、クラウド型UTMのデメリットは、下記の2つです。

 

  • 運用管理レベルがメーカー側主導
  • 不具合発生時の対処が遅れる

 

クラウド型UTMは、社内ですべて運用管理されるということではありません。

 

一般的には、ネットワークセキュリティを総括している企業に外注することが多く、実質社内でクラウド型UTMにかかわることはほとんどありません。

 

そのため、何か不具合が発生した場合は、UTM機器関連で業務依頼しているメーカーに問い合わせて対応してもらう必要があります。

 

このように、運用管理レベルがメーカー側主導であることや連絡時に即時対応が困難なケースもみられる可能性があることから、クラウド型UTMを導入する際は十分に留意しておく必要があります。

 

パソコンが重くなるなどの不具合が発生した場合、クラウド型UTM以外にも原因があるかもしれません。

 

 

 

さいごに|クラウド型UTMを導入しよう!

さいごに|クラウド型UTMを導入しよう!

 

今回は、クラウド型UTMの特徴やメリット、デメリットについて解説してきました。

 

アプライアンス型と比較してもメリットは大きく、手軽に運用管理しやすいところは高く評価されています。

 

しかし不具合やトラブル発生の対応が遅れたり、ネットワークセキュリティ対策レベルがメーカー側寄りになったりする点は懸念されますが、用途と目的が合致すればクラウド型UTMはおすすめです。

 

ぜひ、クラウド型UTMの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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業界歴10年以上の生粋のOA機器営業マン。勤めていたOA機器会社のあまりの悪徳営業っぷりに嫌気がさし「株式会社じむや」を設立。 UTMや複合機業界の赤裸々なコラムを発信し続け、価格崩壊を招いた張本人。 競合他社から2週間に1回はクレームが入る程の激安正直価格でUTMや複合機を全国にリース販売しています。