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サーバーに外部アクセスする3つの方法とは?注意点など解説!

サーバーへの外部アクセスは不正アクセスなどのリスクが伴う一方で、場所を選ばず自由度が高い業務が可能となります。

 

本記事では、サーバーに外部アクセスする方法や注意点などをまとめました。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

サーバーへの外部アクセス方法とは?3つの特徴から解説!

サーバーへの外部アクセス方法とは?3つの特徴から解説!

 

社外ネットワークからサーバーにアクセスするには、仮想技術を活用した方法が主流です。

 

それでは、詳しくみていきましょう。

 

 

仮想ネットワーク

セキュアの観点から、暗号化技術を採用したVPN(Virtual Private Network)で外部アクセスする方法があります。

 

そもそもVPNには「インターネットVPN」「SSL-VPN」など、いくつか種類が存在しますが、いずれも暗号化により情報の安全性が担保されていることが特徴として挙げられます。

 

 

仮想デスクトップ

デスクトップといえば物理的なイメージを持ちますが、サーバー上に仮想的空間を構築することが可能。仮想デスクトップと呼ばれる技術は、外部アクセスによるリモート操作で実現できます。

 

この技術の例としてVDI(Virtual Desktop Infrastructure)が存在しますが、場所に制限されずインターネットを繋げるだけで同じパソコンに外部アクセスできます。

 

ちなみにVDIはローカルな端末の一元管理が可能なため、コストパフォーマンスが向上することも特徴として挙げられます。

 

 

オンラインストレージ

現代ではネットワーク上に記憶領域を確保するクラウドの仕組みが主流ですが、その代表格としてオンラインストレージが挙げられます。

 

ファイルやイメージだけでなく、プログラムコードやシステムを保管することも可能で、場所や時間に捉われない作業が実現可能。また、複数名のアクセスがあっても競合せず管理できるところは大きなメリットといえます。

 

パソコン内にデフォルトでインストールされている「OneDrive」「DropBox」は、利便性が高く操作性もよいオンラインストレージの1つ。これらはいつ誰が利用しているのか、リアルタイムで確認できるため、データの保全性にも適しています。

 

 

 

サーバーに外部アクセスする際の注意点を解説!

サーバーに外部アクセスする際の注意点を解説!

 

社内ネットワークに外部からアクセスする方法については前述したとおりですが、サーバーを取り扱うことに際し注意しなければならないポイントがいくつかあります。

 

それでは、詳しくみていきましょう。

 

 

デバイスの紛失

不正に外部アクセスされる主な原因となっているデバイスの紛失ですが、パスワードやIDの管理が杜撰な結果、トラブルに発展するケースがみられます。

 

例えば会社専用のモバイル端末を外出時に紛失、もしくは置き忘れてしまうことで、他人が社内情報を閲覧できてしまう危険性が出てきます。

 

サーバーに外部アクセスする際のログイン情報が、悪意のある第3者に渡れば悪用される危険性が伴うため、取り扱い方法や管理については十分に注意しなければなりません。

 

 

コンピューターウィルス

外部アクセスの際にサーバー内で保管しているシステムにコンピューターウィルスが感染することがあるため、注意が必要です。

 

例えば、メールを確認する際にマルウェアに感染したりワームによりシステム内にコンピューターウィルスが増殖したりして運営に支障をきたす恐れがあります。

 

セキュリティ機器を導入することで最低限のネットワーク不正を傍受、もしくは撃退ができますが、100%完全に対策することはできないため、コンピューターウィルスに関連する基本的な知識は備えておきましょう。

 

 

不正アクセス

悪意のある第3者による外部アクセスが不正やトラブルを招くことがあり、社内の機密情報や個人情報が漏洩する危険性が伴うため注意が必要。そもそも、不正アクセス禁止法により本人以外がインターネットを介して不正にアクセスすることは禁止されています。

 

もちろんサーバーへの外部アクセスも法律上、取り扱い方法が定められており制限や管理については遵守しなければならない項目がいくつかあります。

 

例えば、ログインIDやパスワードは本人のみ取り扱いが可能で、他人が不正にログインすると不正アクセス禁止法によって罰せられます。

 

 

 

さいごに|サーバーへの外部アクセスはリスクが伴う!

さいごに|サーバーへの外部アクセスはリスクが伴う!

 

今回は、社内ネットワークのセキュアによる観点から、サーバーへの外部アクセスの方法や注意点について解説してきました。

 

IDやパスワード管理は重要ですが、不正アクセスによる危険性もあるため取扱時の注意が必要。もちろんコンピューターウィルスの感染についても懸念されますが、何よりデバイスの紛失による情報漏洩は避けなければなりません。

 

サーバーに外部アクセスする際は、十分ご注意ください。

サーバー

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業界歴10年以上の生粋のOA機器営業マン。勤めていたOA機器会社のあまりの悪徳営業っぷりに嫌気がさし「株式会社じむや」を設立。 UTMや複合機業界の赤裸々なコラムを発信し続け、価格崩壊を招いた張本人。 競合他社から2週間に1回はクレームが入る程の激安正直価格でUTMや複合機を全国にリース販売しています。