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サーバーのキャッシュクリアの方法は?cookieと違いも紹介!

キャッシュは、ページを表示した記録などのことを指します。

 

一時的にブラウザやアプリ、端末などに保存されるため、キャッシュを削除(クリア)することで、読み込み速度が上がります。

 

サーバーへのアクセスや更新が遅い時は、サーバーのキャッシュが関係しているかもしれません。

 

この記事では、サーバーキャッシュをクリアする方法について解説します。

 

サーバーのキャッシュとは?

 

「キャッシュ」とは、Web上やブラウザ上などにおいて、一時的にデータを保存することです。

 

さまざまなアプリや端末に実装されています。
サーバーキャッシュをクリアすることで、データ表示が軽くなったり、作業効率が上がったりと様々なメリットがあります。

 

  • キャッシュとCookieの違い
  • 3種類のキャッシュ

 

サーバーキャッシュにまつわる話として上記の点について解説します。

 

 

キャッシュとCookieの違い

キャッシュに似たもので、Cookieというものがあります。

 

  • キャッシュ:受信したデータをブラウザ上に保存
  • Cookie:ユーザー情報(ID、パスワード、閲覧履歴)を保存

 

それぞれ、ユーザーがWebページを利用する時にあると便利です。特に、Cookieに情報が保存されると、パスワードなどの情報を毎回入力しなくても済む利点があります。

 

利便性が高いものの、以下のデメリットがあります。

 

  • ユーザー情報をデータ分析される
  • なりすましが発生する

 

Webページの閲覧などを含めた「行動履歴」について、データ分析に利用されてしまうので注意が必要です。

 

また、Cookieを削除したり、無効化したりするとログインがうまくいかなくなるなどの悪影響が出ます。

 

 

3種類のキャッシュ

キャッシュには、主に大きく3つの種類があります。

 

  • サーバーキャッシュ:サーバー上に一時保存される
  • ブラウザキャッシュ:端末上に一時保存される
  • ストリーミングキャッシュ:アプリ上に一時保存される

 

一般的には、ブラウザキャッシュやサーバーキャッシュがWebを利用するうえで関係してくるキャッシュかもしれません。

 

ストリーミングキャッシュについては、音楽・動画を利用した「ストリーミング」時に発生する一時データです。アプリごとにキャッシュ機能が搭載されている場合があります。

 

端末内で保存しなくとも、アプリ上で再生できるため便利です。

 

ブラウザキャッシュと、サーバーキャッシュは、似ているようで少し異なります、具体的には、一時データ(キャッシュ)の保存先が異なります。

 

ブラウザキャッシュは、Webページ(ブラウザ)のデータを端末上で一時保存します。

 

これにより、Webページに訪れてもすぐに反映され、また、データ通信量の節約につながる点がメリットです。

 

しかし、保存される場所が端末のデータ(ストレージ)のため、端末の容量を圧迫するデメリットがあります。

 

もし、インターネットやアプリなどに接続して「重たい」と感じた時は、端末上にあるキャッシュをクリアすることで軽くなるかもしれません。

 

サーバーキャッシュは、「Webサーバー」に保存されます。インターネット上に保存されるため、デバイスの容量を圧迫することはありません

 

しかし、サーバーの容量が使われるため、時として更新した情報の反映に時間がかかることがあります。

 

もし、最新情報をチェックしたい場合は、「F5キー(+Ctrl)」などを押して再読み込みしましょう。この操作で、サーバーのキャッシュを無視してページを表示できます。

 

 

 

サーバーキャッシュによって得られるメリットとデメリット

 

サーバー側に溜まっている一時保存データを消去する作業をキャッシュクリアと言います。

 

サーバーキャッシュをクリアすると、どういったメリットやデメリットがあるのでしょうか。

 

それぞれについて解説します。

 

 

サーバーキャッシュのメリット

キャッシュがあることで、ページの読み込み時間を短くできるメリットがあります。

 

そのため、自社のWebサイトを早く表示させたい時などに役立ちます。また、アクセス数の向上などにつながるなどがメリットです。

 

何度でも訪れるユーザーにとっては、ページの読み込み速度が速い方が利用価値が上がります。

 

結果として、何度でも訪れるようになるため、サーバーキャッシュがあると良いと考えられます。

 

 

サーバーキャッシュのデメリット

サーバーにキャッシュが残っているため、結果として更新したデータがなかなか反映されない可能性があります。

 

以前のページにアクセスし「情報が古いままだ」と思われる可能性もあるため、ページの更新をした時はサーバー側のキャッシュ削除処理を忘れないようにしましょう。

 

レンタルサーバーなどでは、キャッシュを削除するのは簡単に行えます。

 

しかしながら、レンタルサーバーなどによって注意点が異なるかもしれません。

 

サーバーのキャッシュを削除する場合、レンタルサーバーで「キャッシュのクリア方法」を調べたり、「キャッシュをクリアする注意点」を確認したりしましょう。

 

 

 

サーバーのキャッシュをクリアするタイミング

 

サーバーのキャッシュクリアが必要なタイミングはどのようなタイミングでしょうか。

 

  • データベースを更新した
  • プラグイン・テーマを更新した
  • 過去ページ・記事を更新した

 

上記のようなタイミングでキャッシュクリアが必要となります。

 

基本的には、Webサイトを更新したタイミングや最新のプラグインに更新した時などに必要です。

 

サーバーキャッシュが残っている場合、訪れたユーザー側で「以前のページ」を表示するかもしれません。

 

 

サーバーキャッシュをクリアする方法

サーバーキャッシュをクリアする方法は、次の通りです。

 

  1. サーバーのコントロールパネルに入る
  2. Webサイトのドメインを選択
  3. キャッシュ削除を選択

 

レンタルサーバーであれば一般的に上記の流れでサーバー上のデータ(キャッシュ)を削除できます。

 

ただし、レンタルサーバーなどによっては、一部ユーザーのみ公開しているデータなどが意図しないうちにキャッシュ上にアップロードされるかもしれません。

 

また、キャッシュ削除後、キャッシュそのものを再構築する時の流れにおいて、一時的にパフォーマンスが落ちたり、ページの読み込み速度が落ちたりするかもしれません。

 

そのため、もしキャッシュクリアなど、ページを更新する必要がある場合は、一時的にでもユーザーのアクセスを止めるなども方法のひとつです。

 

インターネット世界では、いち早くさまざまなプラットフォームへの対応が必要となるため、情報更新やUIなどの更新などが必要となります。

 

古いデータが出てこないよう必要なタイミングでキャッシュ削除の処理をするようにしましょう。

 

 

 

サーバーキャッシュをクリアして最新情報をユーザーに届けよう

 

サーバーに一時保存されているキャッシュは、Webページを訪れるユーザーにとってメリットが多くあります。

 

しかしながら、その反面で更新したはずの情報やデータが更新されない可能性があるため、時としてデメリットとなってしまうかもしれません。

 

ユーザーの訪問頻度を上げたり、ユーザーニーズを満たすためにも、情報更新やデザイン・プラグインなどの更新をしましょう。

 

また、サーバーキャッシュのクリアを忘れずに行ってください。

サーバー

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業界歴10年以上の生粋のOA機器営業マン。勤めていたOA機器会社のあまりの悪徳営業っぷりに嫌気がさし「株式会社じむや」を設立。 UTMや複合機業界の赤裸々なコラムを発信し続け、価格崩壊を招いた張本人。 競合他社から2週間に1回はクレームが入る程の激安正直価格でUTMや複合機を全国にリース販売しています。