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ipadにUTMを導入すべき理由は?仮想環境とセキュリティ構築の観点で解説!

ipadにUTMを導入することでセキュリティの強化が見込めるだけでなく、仮想環境の構築により業務の生産性が上がります。

 

本記事では、企業がipadにUTMを導入すべき理由について解説しています。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

企業が続々採用!ipadとUTMとの互換性について解説!

企業が続々採用!ipadとUTMとの互換性について解説!

 

macOSを主なリソースとしている企業も存在するなかで、セキュリティ機器などの周辺機器の互換性を気にすることもあるでしょう。

 

従来の企業が採用してきた仮想環境にはParallelsやVMware Fusion、Wineなどが挙げられますが、UTMのソフトウェアが登場して以降、セキュリティと生産性における向上の観点から導入を検討するケースも少なくありません。

 

しかし、それぞれの仮想環境のなかで互換性については課題もあり、専用エミュレータで運用しなければならないという制限から業務における柔軟性が欠けていました。

 

ipadのようなモバイル端末が登場して以降、UTMとの互換性もみられることから企業が続々と採用する動きがみられます。

 

それでは、詳しくみていきましょう。

 

 

ipadのUTMとは?

UTMといえば統合脅威管理(Unified Threat Management)だと考える方もいるなかで、今回のテーマとなっているipadのUTMが、それとは異なることは理解しておかなければなりません。

 

ipadのUTMとは、macOSとの互換性を持つOSS(オープンソースソフトウェア)のことで、Qemuのプロセッサエミュレータが基盤となった仮想環境のこと。

 

プロセッサにおける構築環境が異なっていても互換性に優れているため、macOS上に設置したWindowsが仮想上で稼働する仕組みを構築できます。

 

つまり、ipadのアーキテクチャが異なる環境において、UTMを導入することで互換性が保持されるということ。具体的な内容については、後述します。

 

 

ipadとUTMの互換性は?

Qemuを基盤としたUTMという特性から、互換性に強いソフトウェアだということは、ご理解いただけたことでしょう。

 

さらに詳しくみてみると、もともとipadのようなモバイル端末は仮想化とエミュレータという2つの側面を持っており、用途に応じて事前に設定する必要があります。

 

しかし、ipadでUTMを導入する際は、一般的に後者のエミュレータを設定します。

 

つまり、前述したmacOS上に設置したWindowsが仮想上で稼働する仕組みも、ipadのUTMが持つ特有のプロセッサエミュレーションが実現しているということ。ipadのUTMは、Qemuのフロントエンドの位置づけといえます。

 

このような技術を実現できていることから、ipadのUTMはParallelsやVMware Fusionよりも高スペックな仮想環境を構築することが可能。

 

また、仮想環境によりセキュリティ強化だけでなく、業務においてネットワーク構築の容易性が期待できます。

 

 

 

企業のipadにUTMを導入すべき3つの理由を解説!

企業のipadにUTMを導入すべき3つの理由を解説!

 

企業の業務における生産性を向上するには、ipadのようなモバイル端末の一元管理や外部アクセスによるセキュリティ強化などが課題として懸念されていましたが、UTMによる仮想環境の構築によりそのすべてが解決できることでしょう。

 

ここでは、企業が運用するipadにUTMを導入すべき理由を下記の3つのポイントで解説しています。

 

  • 導入のしやすさ
  • 仮想環境の構築
  • セキュリティ向上

 

それでは、詳しくみていきましょう。

 

 

システム導入における容易性

ipadでUTMを導入する方法は、至って簡単。手順は下記のとおりですが、インストールに9.99$の費用がかかります。

 

  1. Virtual machines for MacからUTMを選択する
  2. デバイスにインストール
  3. 初期設定を行う

 

このように、ipadでUTMのシステムを導入する方法はシンプルですが、アーキテクチャの認証やプロセッサへの紐づけなど、初期設定は手動で行わなければなりません。

 

設定の内容については、社内の業務において柔軟に対応できるよう目的や用途に合わせることが重要です。

 

 

仮想環境の構築

ipadでUTMを導入すれば仮想環境が構築でき、その他のデバイスやモバイル端末などを一元管理できます。

 

マネジメントの容易性でいえば、導入するだけで実現可能なため業務上、採用する企業も少なくありません。

 

 

セキュリティの強化

UTMの仮想環境の構築により、ipadなどのモバイル端末が課題としているセキュリティ問題を解決できます。

 

社外から外部アクセスする際のコンピューターウィルスに対する懸念や不正アクセスによるリスク回避、他にも何らかの原因でデータが破損した場合にサブルートで運用できる稼働性の維持など、さまざまなメリットが挙げられます。

 

企業においてリソースのセキュリティ維持は重要なポイントのため、持ち運びに便利なipadにおけるネットワークの防御管理は重要といえます。

 

 

 

さいごに|業務用ipadにはUTMを導入しよう!

さいごに|業務用ipadにはUTMを導入しよう!

 

今回は、企業向けにipadのUTMにおける重要性について解説してきました。

 

ipadにUTMを導入することで容易に仮想環境が構築できたりセキュリティが向上したりしますが、目的や用途に応じた設定を施さなければ意味がありません。

 

この機会にぜひ、ipadのUTMを導入して、セキュリティ強化に努めてみてはいかがでしょうか。

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業界歴10年以上の生粋のOA機器営業マン。勤めていたOA機器会社のあまりの悪徳営業っぷりに嫌気がさし「株式会社じむや」を設立。 UTMや複合機業界の赤裸々なコラムを発信し続け、価格崩壊を招いた張本人。 競合他社から2週間に1回はクレームが入る程の激安正直価格でUTMや複合機を全国にリース販売しています。