UTM5,300円~
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UTMのシェアを比較!市場の動向を考察する!

UTM機種のスペック向上に伴い、各メーカーの市場競争が激化しています。

 

本記事では、UTMのシェアをメーカー別に紹介しています。

 

また、UTM市場の動向についても考察していますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

メーカ別!UTMのシェアはどのくらい?

メーカ別!UTMのシェアはどのくらい?

 

UTMは、現代におけるネットワークセキュリティ対策の主軸を担う仕組みを搭載しており、脅威の拡大及び多様化に伴い企業にとっても必要性が高まっています。

 

ここでは、UTMの必要性や導入率から市場シェアを考察しています。

 

 

UTMの必要性は?

ネットワークセキュリティの観点からいえば、UTMによる脅威への対策は必要です。

 

もともと従来のネットワーク脅威は、基本的にはファイアウォールによる対策で十分でした。

 

しかしインターネットの多用化に伴い、警察庁の「サイバー空間をめぐる脅威の情勢等」でも公開されているとおり、年々サイバーセキュリティの強化がなされています。

 

このような環境下で、UTMの必要性は高まり、将来的にもシェアの向上が見込まれます。

 

 

企業のUTM導入率は?

UTM市場におけるシェアは、企業の導入率にも関係します。

 

日経xTECHが調査した「ネットワーク機器利用実態調査」をもとに、企業のUTM導入率を、下表にまとめました。

 

セキュリティ対策の方法 割合(%)
UTM/ファイアウォール 45.8
ゲートウェイ 31.2
その他/未対策 23

 

このように、ネットワーク対策の必要性を感じている企業も多く、約7割以上が何らかのセキュリティ施策を行っていることが分かります。

 

なかでも、ファイアウォールを含むUTMを活用した対策においては、約5割を推移するなど驚異的な導入率を記録しています。

 

 

メーカー別のUTMシェアは?

企業におけるUTMもしくはファイアウォールの導入率が比較的高いことは、理解できたことでしょう。

 

ここでは、主要のUTMメーカーにおけるシェア率を、下表にまとめました。

 

UTM導入率と同様、日経xTECHが公開しているデータを参考にしています。

 

順位 メーカー名 シェア率(%)
5位 F5ネットワークス 5.1
4位 ジュニパーネットワークス 8.1
3位 シスコシステムズ 12.7
2位 バロアルトネットワークス 19.1
1位 フォーティネット 34.7

 

以前として、フォーティネットが全体の約3割以上を維持しており、高いシェアを獲得しています。

 

 

ただし!中小企業ではUTMのシェア率が違う!

先ほどの順位は国内のシェアで間違いは無いのですが、現場でバリバリ営業をしている営業マンである私からするとちょっと異議があります。

 

色々なOA機器で営業をした事がありますが、基本的に シェア率の高いメーカーはテレアポや飛び込みでも使用している企業が多く、納得できるシェアランキングが大半です。

 

疑問を抱いた事は一度もありませんでした。

 

しかし、UTMのランキングにおいては疑問だらけです。

 

まず、第2位の「バロアルトネットワークス」というメーカーのUTMを導入している企業は、私が営業しに行った企業の中では1社もありませんでした

 

サクサが入っていない時点で意味のないランキングと言えます。

 

UTMのメーカーおすすめ比較ランキング5選!」という記事で、本当の実態のシェアを紹介しています。

 

 

 

UTMの市場の動向を考察!

UTMの市場の動向を考察!

 

UTMの市場の動向としては、総務省や警察庁のサイバーセキュリティ対策強化などを背景として、さらなる躍進が予測されます。

 

ここでは、現状におけるUTM市場の動向と今後の展望について考察しています。

 

 

市場の動向は?

前述したとおり、社会的な背景からUTM市場の動向を考察すると、主に下記の2つのポイントが挙げられます。

 

  • ネットワーク脅威の多用化
  • コロナ禍におけるネットワークを活用したビジネスの普及

 

インターネット関連のウィルスや不正アクセスなど、さまざまな脅威が拡大、多様化している現代社会においてUTMの必要性が高まっていることについては前述したとおりです。

 

しかし、コロナ禍が続く現代社会において、日本政府の指針する働き方改革を軸に、テレワークや在宅ワークが推奨されていることが現状。

 

また、そのような背景から、ビジネスにおいてネットワークは不可欠な存在として認知されています。

 

これら要因から、UTM市場が拡大し、シェア獲得を目指して各メーカーの競争が激化しているといえます。

 

 

今後の展望は?

UTM市場における動向でも考察したとおり、今後の展望としては、下記の2つが挙げられます。

 

  • 各メーカーのシェア獲得に向けた取り組みが激化
  • UTM市場の拡大

 

今後は、各UTMメーカーの市場競争の激化が見込まれます。

 

また社会的背景からみても、UTM市場の拡大が想定されるため、まだまだシェアは伸びていくことでしょう。

 

さらに、5Gの商用導入により、UTM機種のスペック向上が不可欠。今後の研究や業界発展にも期待ができます。

 

 

 

さいごに|UTMの市場シェアは伸びている!

さいごに|UTMの市場シェアは伸びている!

 

今回は、UTMの市場シェアについて解説してきました。

 

現代社会において、UTM/ファイアウォールの導入率は約5割を占め、各メーカーの競争が激化しています。

 

しかし、長期化するコロナ禍の環境下で、今後ますますUTM市場のシェアは伸びていくことでしょう。

 

さらなるネットワーク脅威から守るためにも、ぜひUTM導入を検討してみてはいかがでしょうか。

UTM

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業界歴10年以上の生粋のOA機器営業マン。勤めていたOA機器会社のあまりの悪徳営業っぷりに嫌気がさし「株式会社じむや」を設立。 UTMや複合機業界の赤裸々なコラムを発信し続け、価格崩壊を招いた張本人。 競合他社から2週間に1回はクレームが入る程の激安正直価格でUTMや複合機を全国にリース販売しています。