UTMのライセンスが切れたらどうなる?延長は出来るの?
UTMのライセンスが切れたらどうなるのか知りたい方は必見です。
ライセンスが切れても、すべての機能が停止することはありません。
本記事では、UTMのライセンスが切れたらどうなるのか?というテーマで解説しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
目次
UTMのライセンスが切れたらどうなるのか?定期更新の重要性を解説!
UTMのライセンスが切れたらどうなるのでしょうか。
結論からいえば、すべての機能が停止するということはなく、一部制限を受けた状態で運用しなければなりません。
それでは、具体的にみていきましょう。
ライセンスが切れたらどうなる?
結論から書きますと、ライセンス終了日よりアンチウイルス等のデータの一切が更新されなくなり、セキュリティ機能として意味をなさない物になります。
ただ、すべての機能が停止することはないという内容で前述しましたが、セキュリティ機能等はアップデートされなくなりますが、ルーター等の機能は使えます。
また、リース契約でUTMを導入した場合は、機器を返納するなどの手続きが発生する場合もあるため、そのまま継続して使用できるというケースに当てはまらない可能性があることにも留意しておきましょう。
ライセンス更新は出来るの?
UTM内のシステムデータの更新がなされないため、最新の脅威に対して脆弱性を持つことに繋がり大変危険です。
ただ、UTMのライセンスの延長は出来ません。
UTMを再度セキュリティ機能として復活させるには、新しくUTMを入れ替えする必要があります。
UTMのライセンスが切れたらどうなる!事前に確認すべき注意点を解説!
UTMのライセンスが切れたらどうなるのか、さらに詳しく掘り下げると、システム内で構築されているデータベースが更新されません。
UTMは、多層防御によって外部的要因に対して強固なセキュリティ対策が可能となっていますが、それら多層防御を構築しているデータベースはライセンス契約に基づいたシステム設計によって安全性が担保されています。
つまりUTMのライセンスを更新しない場合、脅威を検知するシステム内部のデータベースが更新されないため、脆弱性に起因するサイバー攻撃の被害を受ける可能性が高まるということ。
そのため、事前に、継続するか否か判断し、更新しなければなりません。
UTMのライセンス契約内容は、ライセンス元の企業で情報管理されていますが、何らかの都合で遅延する可能性もあります。
そのため、「UTMのライセンスが切れたらどうなるのか」という意識を社内で高め、定期的に実施される更新時期を共有しておくことをおすすめします。
さいごに|UTMのライセンスが切れる前に更新しよう!
今回は、UTMのライセンスが切れたらどうなるのか?というテーマで解説してきました。
結論としては、継続して使用できますが、その後の業者回収やデータベースが更新されないことへのセキュリティ対策への懸念されます。
そのため、定期的なライセンス更新は必要な手続きだと認識しておくことは重要。事前に、社内でもライセンス期間について情報共有しておきましょう。
この機会に、現状を確認し、UTMライセンスが切れる前の更新に努めてください。
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