UTM5,300円~

仮想化UTMの構築にはGitHubがおすすめ!その理由と仕組みについて解説!

仮想化UTMにおいて無料で利用できるGitHubには、大きなメリットがあります。

 

本記事では、GitHubによる仮想化UTMの開発環境とその仕組みについて解説しています。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

GitHub(ギットハブ)とは?特徴とUTM構築におけるメリットを解説!

GitHub(ギットハブ)とは?特徴とUTM構築におけるメリットを解説!

 

UTMとは複数の機器で分散して行っていた対策を統一化し、1つの機器で集中的に管理する統合脅威管理のこと。

 

導入すればファイアウォール(不正侵入防止)やIDS/IPS(不正パケット攻撃防止)、Webフィルタリング(閲覧規制)、アンチウイルス(ウイルス対策)などのセキュリティ対策を一元管理できます。

 

そんな仕組みのなかで、ハードウェアUTM(アプライアンス型)と仮想化UTM(クラウド型)の2種類が存在し、近年は仮想化UTMが注目されています。

 

低コストで導入できるということが人気となっている理由の1つですが、ベンダー提供の仮想化UTMサービスを利用するには利用料が必要となるため、原則として仮想化UTMでも導入するにはコストが発生します。

 

もし自身で仮想化UTMを構築するとなると、高いエンジニアスキルが必要。コストをかけずに自身で仮想化UTMを構築を検討しているのなら、GitHubで構築してみてはいかかでしょうか。

 

ここでは、GitHubの特徴や仮想化UTMの構築でGitHubを採用するメリットについて解説しています。

 

 

GitHubの特徴

GitHubは、プログラムコードやデザインデータを保存・公開できるソースコード管理サービス。主な開発者はクリス・ワンストラス、P.J.ハイエット、トム・プレストン・ワーナーという人物で現在はアメリカのカリフォルニア州サンフランシスコ市に拠点を置くGitHub社によって運用されています。

 

特徴は、世界中の人々が公開用のプログラムをアップして自分以外の人と共有でき、その共有したプログラムを自分以外でも更新したり修正を加えることが可能な点。また、誰でも無料で利用できる汎用性は魅力です。

 

 

仮想化UTMの構築でGitHubを採用するメリット

仮想化UTMの構築でGitHubを採用するメリットは、利用に費用がかからないことです。

 

GitHubは誰でも無料で利用することが可能。誰でもということで、個人・企業は問いません。

 

つまり、多くの方に利用されている開発プラットフォームの1つだということ。自身が構築した仮想化UTMに対して、他人からフィードバックを貰ったり過去に仮想化UTMを構築した有志の意見を参考にしたりすることができます。

 

しかも誰かが作業したファイルを別の人が上書きしたり、最新ファイルが分からなくなったりするトラブルが起きる心配はGitHubではありません。

 

そもそもGitHubのGitは、プログラムのソースコードなどの変更履歴を記録したり、追跡できる分散型のバージョン管理システムを意味します。

 

このGitを使っているGitHubは、もとのフォルダ(リポジト)のコピー(ローカルリポジトリ)を自分のパソコンで作成することが可能。また、Gitで変更履歴を管理することもできます。

 

 

GitHub(ギットハブ)の使い方は?仮想化UTMの構築方法も解説!

GitHub(ギットハブ)の使い方は?仮想化UTMの構築方法も解説!

 

GitHubを使って仮想化UTMを構築するにはどうすればよいのでしょうか。

 

ここでは、GitHubの使い方とおすすめの仮想化UTMの構築方法を紹介しています。

 

 

GitHubの操作手順

GitHubを使うには、まずGitをインストールする必要があります。

 

Windowsを使っている方は、まず、公式ホームページにアクセスしてください。

 

登録してソフトウェアをダウンロードすれば利用できます。

 

もし、OSがMacの場合はターミナルで下記のコマンドを打ってください。

 

git –version

 

コマンドを打ったらインストーラが起動します。

 

インストールが完了したら、下記の手順で進めていきましょう。

 

  1. 登録アカウントの作成
  2. プランを選択(無料で使いたい場合はFreeを選択)
  3. 登録したアドレスで認証する

 

初期設定が完了したら、すぐに利用できます。

 

 

GitHubによる仮想化構築方法

GitHubを使って仮想化UTMを構築する方法としては、下記の内容が挙げられます。

 

  • 構築中の仮想化UTMをGitHubで共有化し、利用しているエンジニアに手助けしてもらう
  • 過去に仮想化UTMを構築した方に教えてもらう

 

GitHubを使って仮想化UTMの構築をエンジニアに依頼するという方法もあり、そのなかには、人材採用のプラットフォームとして使っているケースもみられます。

 

また、GitHubには利用者同士でコミュニケーションを図れるSNS機能があり、公開されている開発実績は誰でも閲覧可能。その他、GitHubそのものが仮想化UTMのような対策はできませんが、セキュリティ対策として利用する価値はあります。

 

GitHubにはPull Requestを使い、コードレビューの一環としてセキュリティの問題を確認してソフトウェアに脆弱性が紛れ込むのを防ぐセキュリティ機能が搭載されています。

 

また危険性が高く、悪用されやすいセキュリティ上の問題をコードから見つけ出すためにもおすすめのシステムといえます。

 

しかもGitHubやコミュニティが提供する2,000以上のCodeQLクエリの利用、さらには、カスタムクエリの作成によってセキュリティ問題の亜種でも対応可能。

 

仕事の依頼や人材採用、プログラムやシステム開発にGitHubを使うことで、セキュリティ構築における家庭を一元管理できるところは大きなメリットといえるでしょう。

 

 

さいごに|GitHubで仮想化UTMを構築しよう!

さいごに|GitHubで仮想化UTMを構築しよう!

 

今回は、GitHubによるUTM開発とその環境について解説してきました。

 

GitHubを採用することで質の高いコーディングが可能で開発効率が向上することでしょう。

 

この機会にぜひ、GitHubを導入して仮想化UTMを構築してみてはいかがでしょうか。

UTM

The following two tabs change content below.
業界歴10年以上の生粋のOA機器営業マン。勤めていたOA機器会社のあまりの悪徳営業っぷりに嫌気がさし「株式会社じむや」を設立。 UTMや複合機業界の赤裸々なコラムを発信し続け、価格崩壊を招いた張本人。 競合他社から2週間に1回はクレームが入る程の激安正直価格でUTMや複合機を全国にリース販売しています。