UTMとルーターを設置する順番は?間違ったときのリスクも解説!
UTMを設置する場所は、ONUやモデムの直下ですが、ルーターの直下に置く場合もあります。
設置や設定の順番を間違えると、せっかくのセキュリティ効果が十分に発揮されず、情報漏洩などの重大なリスクを招く恐れがあります。
「UTMルーターを導入したのにトラブルが減らない」「設定順番がよくわからない」と悩んでいる方に必見です。
本記事では、UTMとルーターの正しい順番や間違って設置してしまった場合のリスクなどについて解説しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
目次
UTMとルーターの順番が重要な理由とは?
UTMとルーターは、設置する順番を間違えると情報漏洩やコンピューターウイルス感染などのリスクがあります。
そもそも、UTMは多種類のセキュリティ機能をまとめて集約した機器。ファイアウォールやIPS(侵入防止システム)、アンチウイルス、アンチスパム、Webフィルタリング、VPN管理などの多層防御にすることで、外部からの脅威や内部リスクを抑えることができるようになります。
設置順番を間違えると多層防御が上手く連携せず、セキュリティホールを生む原因となるため注意しなければなりません。
まずは、UTMとルーターの役割から詳しくみていきましょう。
UTMとルーターの役割
UTMとルーターは、外部と内部を切り分けるゲートウェイとして、ネットワーク全体のセキュリティを担います。
入口で不要な通信や攻撃をブロックし、内部ネットワークに安全な通信だけを通過させることで社内の業務データを保護したりシステム停止の危険性を軽減したりします。
設置順番を間違えたときに起こるリスク
設置する順番を誤ると悪意のある通信を遮断できず、コンピューターウイルスやマルウェアの侵入を許してしまいます。
VPNトンネルが不適切に構築されれば、社内データの情報漏洩にも繋がってしまうため注意しなければなりません。
外部の第3者に内部ネットワークへの足掛かりを与えてしまい、業務停止や情報流出事故に発展するリスクもあります。
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リスクを防ぐUTMとルーターを設置する順番とは?
UTMとルーターはどこに設置するのか?わからない方は、上図を参考にしてみてください。
接続図を活用しながらネットワーク構成を明確にし、正しい順番で設置と設定を行いましょう。
セキュリティ対策を強固にするためには、すべての入口通信を最初にUTMで検査し、信頼できる通信のみを内部へ通す流れを作ることが重要です。
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接続機器の設置場所
インターネット回線の引き込みが完了したら、UTMを設置して社内ネットワークのセキュリティを構築します。
ルーターで分岐させながら、必要に応じてファイアウォール専用機やIPS機器を追加してLANスイッチや社内サーバー、クライアント端末へと接続を行います。
順番がずれると、未検査の通信が内部へ侵入するリスクが生まれるため、接続順序を間違えないようにしてください。
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設置後の設定手順
まず、UTMルーター本体に基本設定(管理者パスワード変更、ネットワーク設定など)を行います。
次に、ファイアウォールルールの作成とウイルス対策、Webフィルタリング、スパム対策機能の有効化、そしてVPN設定を順番に行ってください。
ログ記録とアラート通知の設定を細かく微調整しながら、日々運用するなかで確認します。
UTMとルーターを無事に導入させた後の確認ポイント!
UTMルーターは導入するだけでなく、その後の運用についても管理していかなければなりません。
正しい設置順番を理解し、導入後も定期的なメンテナンスと運用改善を続けることで、セキュリティ対策を常に最適な状態に保つことができます。
ポイントは、下記の2つです。
- コストを抑える
- 定期メンテナンス
それでは、詳しくみていきましょう。
リース導入でコストを抑えながらセキュリティ強化
UTMルーターは、リース契約を利用することで初期費用を大幅に抑えつつ、常に最新機能を取り入れた機器を利用できます。
資産負担を軽減しながら、セキュリティレベルを高く維持できるメリットがあります。
保守サポート込みのリースプランを選ぶと、トラブル時の対応もスムーズです。
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設置後の定期的なメンテナンス
一度設置した後も、定期的なメンテナンスと運用の見直しは不可欠です。
ログを定期確認し、不正通信や異常動作の兆候がないかをチェックしましょう。
脆弱性情報に応じてファームウェアアップデートやセキュリティポリシーの見直しを行うことで、継続的な安全確保が可能になります。
さいごに|UTMとルーターの設置する順番を正しく理解しよう!
今回は、UTMとルーターの設置する順番について解説してきました。
UTMルーターの設置は、ただ導入するだけでは十分な効果を発揮できません。
順番を正しく理解し、正しい手順で設置することで社内ネットワークの安全性と業務の安定性を高めることができます。
また、リース導入を活用すれば、コストを抑えながらセキュリティ対策を強化することも可能です。
UTMとルーターの順番を正しく覚えて、安心できる社内のネットワーク環境を実現してください。
UTM
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