UTM5,300円~
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UTMの費用対効果は良い?導入メリットや経費削減するコツも解説!

企業のセキュリティ強化において、UTM(統合脅威管理)を導入することはおすすめの施策ともいえます。

 

しかし、企業が抱える問題として、「投資した費用に対して十分なリターンがあるかどうか?」という点が懸念されます。

 

本記事では、UTMを導入することの費用対効果だけでなく、それにかかるメリットやコスト削減などについて掘り下げていきます。

 

最後まで読めば、UTMが会社にもたらす利益について理解を深めることができ、自社で適切なセキュリティ対策を施せるようになるでしょう。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

セキュリティ対策への費用対効果も抜群!UTM(統合脅威管理)とは?

セキュリティ対策への費用対効果も抜群!UTM(統合脅威管理)とは?

 

UTM(統合脅威管理)は、企業のネットワークを守る仕組みでもあり、多様化するサイバー攻撃から防御するためにも必要な施策のひとつ。しかし、費用対効果を気にしている企業もあるのではないでしょうか。

 

企業が持つ特徴や規模、用途によっては、費用対効果も抜群に得られますのでおすすめです。

 

そもそもUTMの仕組みはファイアウォール、アンチウイルス、侵入検知システム(IDS)、侵入防止システム(IPS)、コンテンツフィルタリング、スパムフィルタリングといった広範囲に及ぶセキュリティ機能から成り立っています。

 

UTMにより、これらの複数のセキュリティ機能を多層防御にて一体化することで、企業はそれぞれのセキュリティ製品を個別に選定そして設定して、運用することができるようになりました。

 

それでは、費用対効果の観点からUTMの特徴までを詳しくみていきましょう。

 

 

費用対効果からみるUTMの特徴

UTMは、企業のネットワークセキュリティを全面的に管理し、強化するための仕組みとして位置づけられています。

 

以前は、企業が複数のセキュリティ機能を個別に導入し、それぞれを独立して管理する必要がありましたが、UTMはこれらの機能をひとつのデバイスに統合することで、運用のシンプル化と効率化を生み出しています。

 

つまり、セキュリティ機器をいくつも導入する必要はなく、UTMを活用するだけで企業全体のセキュリティ対策を完結させることも可能。機器購入の経済的負担を考えると費用対効果は十分に得られるといえます。

 

ちなみに、UTMには下記のような機能が含まれています。

 

  • ファイアウォール
  • アンチウイルス
  • IDS/IPS
  • コンテンツフィルタリング
  • スパムフィルタリング など

 

詳しく掘り下げてみていきましょう。

 

 

ファイアウォール

外部からの不正アクセスや攻撃をブロックし、ネットワークの安全を確保します。

 

 

アンチウイルス

マルウェア、ウイルス、その他の有害なソフトウェアを検出し、除去します。

 

 

IDS/IPS

システムへの不正な侵入を検知し、これを防ぐための対策を講じます。

 

 

コンテンツフィルタリング

ユーザーがアクセスするウェブサイトの内容を監視し、不適切または危険なサイトへのアクセスを制限します。

 

 

スパムフィルタリング

迷惑メールを効果的に識別し、排除します。

 

 

UTMが費用対効果の観点から重要視される理由

UTMは、導入方法もしくは運用方法を間違わなければ費用対効果も十分に得られます。

 

そもそも費用対効果の視点でみたときに重要視される理由として、サイバー攻撃の技術が日々進化し、より複雑かつ巧妙になっている現状からセキュリティ対策にかかる費用が上がりやすい背景が挙げられます。

 

近年、企業をターゲットにしたサイバー攻撃の件数は増加傾向にあり、攻撃手法もますます高度化しています。

 

総務省のデータによると、下図のとおり2015年に比べて2022年は8.3倍ものサイバー攻撃が増加しています。

 

UTMが費用対効果の観点から重要視される理由

総務省-サイバーセキュリティの現状

 

このような状況では、単一のセキュリティ対策だけでは十分ではなく数のセキュリティ対策をまとめながら、相互に連携させるUTMのような仕組みが必要不可欠です。

 

さらに、企業にとってもIT関連にかける予算制約があるなかで、コスト効率のよいセキュリティ対策が求められています。

 

 

UTM導入におけるメリットは?費用対効果の視点で解説!

UTM導入におけるメリットは?費用対効果の視点で解説!

 

UTMを導入することは、企業にとって費用対効果の観点からみても数多くのメリットをもたらします。

 

統合セキュリティを通じたコストの削減やセキュリティレベルの強化、そして運用の効率化は、特に大きなメリットともいえます。

 

  • 会社全体のセキュリティにおけるコスト削減効果
  • セキュリティレベルの向上
  • 運用効率化に伴う将来の拡張性

 

これらの視点から、詳しく掘り下げて確認していきましょう。

 

 

統合的なセキュリティ対策によるコスト削減効果

UTMは、複数のセキュリティ機能をひとつのデバイスに統合するため、個別にセキュリティ製品を購入するよりもコストが抑えられます。

 

また、管理も一元化されるため、運用コストの削減にも繋がるところは大きなメリットのひとつ。いくつものセキュリティ機器を導入しなくてもよいため、費用対効果も上がりやすいです。

 

 

セキュリティレベルの向上と運用効率化

UTMは、統合されたセキュリティ機能により、従来の個別のセキュリティ対策よりも高いセキュリティ対策ができるためおすすめです。

 

また、管理画面もひとつに統合されているため、セキュリティの監視や設定変更が誰でも簡単に行えます。

 

セキュリティ運用の効率化が図れるだけでなく、管理者の負担も軽減され、結果的に人件費削減などが期待でき費用対効果も上がります。

 

 

将来の拡張性

UTMは、企業の成長に合わせて拡張性があり、将来的にみれば費用対効果も上がりやすいです。

 

必要に応じて追加のセキュリティ機能を導入することができるため、企業のセキュリティ対策への変化に対して柔軟に対処できます。

 

企業にとっても、将来のセキュリティ対策に対応できる体制を整えられるメリットもあります。

 

 

UTM導入における費用対効果を考察!

UTM導入における費用対効果を考察!

 

UTM(統合脅威管理)を導入する際には、ITセキュリティの市場における経済性を理解していなければなりません。

 

初期投資としての導入コストと、長期にわたる運用コストを考慮しながら、費用対効果を得るための戦略を練ることで、セキュリティ対策の効率性を上げやすくなります。

 

ここでは、「初期投資と継続的な運用コストの詳細」「導入を決定する前に考慮すべき重要性」に分けて解説していきます。

 

詳しくみていきましょう。

 

 

初期投資と継続的な運用コスト

UTMシステム導入のための初期費用は、機器購入と設定作業の両方のコストを含みます。

 

さらに、システムを円滑に運用するためには、定期的なメンテナンスやソフトウェアの更新に関わる継続的なコストも計画に入れなければなりません。

 

事前に費用を算出しておくことで、想定していた予算を超えずに導入することも可能。ちなみに、リースを選択すれば、初期費用を低減しつつ、運用コストを月々の支払いに分散させることもできます。

 

 

導入を決定する前に考慮すべきこと

UTMを導入する前には、下記のポイントで検討することをおすすめします。

 

  • 企業におけるセキュリティ対策の必要性
  • 業者選定
  • 予算にかかる見積もりと費用対効果
  • 将来への拡張性

 

自社のセキュリティ対策の必要性を詳細に分析し、必要な要件を明確にしなければなりません。

 

また、信頼性できる業者を選ぶことで、長期的なサポートを安心して受けられます。

 

他、初期投資と運用コストを正確に見積もり、予算計画を立てることは重要。併せて、費用対効果もこのときに考えるとよいでしょう。

 

さらに、将来的なビジネスの成長や変化に対応できる仕組みの拡張性も必要です。

 

事前に検討し計画を立てることで、UTMの導入をスムーズに進められるようになります。

 

 

UTM導入時のコスト削減は?費用対効果の上がりやすい方法で解説!

UTM導入時のコスト削減は?費用対効果の上がりやすい方法で解説!

 

UTMの導入に際しては、なるべくならコスト削減した方がよいと考える企業もあるのではないでしょうか。

 

費用対効果の出やすい方法を理解し、実践することが重要です。

 

例えば、下記3つのようなポイントを意識しなければなりません。

 

  • リース契約の活用
  • ベンダーの選び方と交渉術
  • 内部リソースの有効活用

 

それでは、これら3つのポイントに分けて詳しくみていきましょう。

 

 

リース契約の活用

リース契約を活用することで、UTMの初期導入費用を抑えることができます。

 

月々の支払いにより、予算内での導入が可能。そもそもリース契約にはメンテナンスやサポートが含まれていることがあり、追加の運用コストを抑えることができます。

 

リース契約を検討する際には、契約内容を十分に確認し、自社に合ったプランを選ばなければなりません。

 

 

業者の選び方

信頼できる業者を選定することで、UTMの導入コストを抑える相談がしやすくなります。

 

複数の業者から相見積もりを取り、価格やサービス内容を比較検討することもおすすめ。交渉にも活用でき、より格安でサービスを受けられやすくなります。

 

業者との良好な関係を築ければ、長期的なサポートを良心的な価格で受けることができます。

 

 

内部リソースの有効活用

内部リソースを有効活用することで、UTMの運用コストを削減できます。

 

例えば、社内のIT担当者がUTMの管理を行うことで、外部の管理サービスを利用する必要がなくなります。

 

また、従業員に対するセキュリティ教育を実施することで、セキュリティに関連する問題発生を未然に防ぐことができます。

 

内部リソースを適切に活用することで、コストを抑えながら効果的なセキュリティ対策を実現しやすくなるでしょう。

 

 

さいごに|UTMを導入して費用対効果を高めよう!

UTMの費用対効果は?導入メリットとコストを徹底解説!

 

UTMの費用対効果について理解を深めることで、効率的で効果的なセキュリティ対策を導入しやすくなります。

 

UTMのメリットや費用対効果を正確に把握し、そのときどきで最適な選択をすることで、セキュリティ対策に対する不安を解消し安心して業務に専念できる環境を整えられます。

 

本記事をUTMにおける費用対効果の参考にしていただき、セキュリティ強化とコスト削減を踏まえたうえでぜひ、導入をご検討ください。

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業界歴10年以上の生粋のOA機器営業マン。勤めていたOA機器会社のあまりの悪徳営業っぷりに嫌気がさし「株式会社じむや」を設立。 UTMや複合機業界の赤裸々なコラムを発信し続け、価格崩壊を招いた張本人。 競合他社から2週間に1回はクレームが入る程の激安正直価格でUTMや複合機を全国にリース販売しています。