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オンプレミスのファイルサーバーの特徴は?クラウド型との違いも解説!

オンプレミスは物理的な要素が強く、長期的にファイルサーバーを運用するには向いています。

 

本記事では、オンプレミスのファイルサーバーとクラウド型との特徴の違いについて解説しています。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

オンプレミスのファイルサーバーとは?特徴や仕組みを解説!

オンプレミスのファイルサーバーとは?特徴や仕組みを解説!

 

長期的にファイルサーバーを運用する際に向いているといわれているオンプレミス。ここでは、その特徴とオンプレミスでファイルサーバーを構築するメリットについて解説しています。

 

 

オンプレミスの特徴

そもそもオンプレミスとは、製造から販売までを1つの場所で行う仕組みのこと。IT用語では、システム運用時に必要となるソフトウェアとハードウェアの両方を自社で保有し、その管理まで自社で運用する方式を意味します。

 

特徴の概要を下記にまとめました。

 

  • 自社運用型である
  • ソフトウェアとハードウェアの両側面の特性を保有している
  • 管理と運用も自社で行っている

 

また、一元してシステムを管理していることから、必要に応じて自由にカスタマイズすることが可能。アクセス制限やセキュリティ対策システムも自社の特性に合わせて構築できます。

 

 

オンプレミスでファイルサーバーを構築するメリット

オンプレミスでファイルサーバーを構築するメリットは、下記のとおりです。

 

  • 強固なセキュリティが構築できる
  • カスタマイズの自由度が高い
  • 低コストでカスタマイズできる
  • オフライン環境でも利用できる

 

自社に最適なセキュリティが構築できるため、ファイルサーバー内の大事なデータを守ることができます。

 

しかし、管理や運用も自社で行う特徴からネットワーク対策の怠慢が原因で、情報漏洩や悪意のある第3者に侵入されるリスクも伴うため注意が必要。セキュリティマネジメントをしっかり行うことで、安全性を維持できます。

 

また、ファイルサーバーの運用に関して問題点や改善点があった際に現場の声をすぐに反映させることができるだけでなく、要望への即座対応が可能なところも魅力的。

 

一般的に、現場の声に沿ったカスタマイズを実施すると高いコストがかかりますが、ソフトとハードウェアの両方を自社で保有しているため、社内にシステム構築に精通した人材が在籍していれば低予算で構築できます。

 

さらにファイルサーバー運用のために業務委託など外部と繋がる必要がほとんどなく、社内ネットワークのみで運用できるため、インターネットに障害が発生してオフラインに陥っても大きな問題に発停しにくいところメリットといえるでしょう。

 

 

 

ファイルサーバーのオンプレミスとクラウドとの違いを解説!

ファイルサーバーのオンプレミスとクラウドとの違いを解説!

 

近年、オンプレミスでのファイルサーバーの運用からクラウドに移行する企業も多くみられるようになりました。

 

そもそもクラウドとは、「雲」「煙・ほこりなど雲状のもの」のこと。IT用語では、ユーザーがインフラやソフトウェアを持たなくても、インターネットを通じてサービスを必要なとき必要な分だけ利用する考え方を意味します。

 

つまり、インターネットを介してサービス提供事業者が管理・運営するサーバーやネットワークなどを利用し、システムを構築・利用する運用方式がクラウドにおけるファイルサーバーだということ。

 

クラウドに移行する企業の特徴としては、オンプレミスより優れているところが多いと判断する傾向が挙げられますが、すべてにおいて勝っているということではないため注意が必要です。

 

違いを理解して、企業に合致した仕組みで導入することををおすすめします。

 

ここでは下記のポイントで、ファイルサーバーにおけるオンプレミスとクラウドとの違いについて解説しています。

 

  • コストパフォーマンス
  • 運用に合わせた拡張性
  • セキュリティ

 

どちらが優れているか、その違いについて詳しくみていきましょう。

 

 

コストパフォーマンス

導入コストとランニングコストどちらも低コスト化できるのはクラウドの方です。

 

その理由は自社にシステム環境を構築しなくてもよい、もしくはオンプレミスはシステムの運用に人件費や電気代などが必要なことに加え、メンテナンスも自らで行わなくてはいけなくなるため。

 

ただし、ユーザーごとの月額課金での契約において利用ユーザーの多い大規模企業の場合、オンプレミスの方がランニングコストが安くなることもあります。

 

 

運用に合わせた拡張性

ファイルサーバーのストレージの拡張性が高いのはクラウドの方ですが、前述したようにオンプレミスはカスタマイズの自由度が高いところが大きな特徴です。

 

クラウドは環境のすべてがベンダー依存になるため、自社で自由にカスタマイズすることができません。

 

運用に合わせてシステム環境の拡張がしやすいのはオンプレミスだというところに、クラウドとの違いがみられます。

 

 

セキュリティ

セキュリティの安全性が高いのは、オンプレミスです。

 

クラウドはセキュリティもベンダー依存のため、ネットワークマネジメントが強化されているところと契約すれば安全ですが、選び方を間違えると取り返しのつかない事態を招きます。

 

特に、ファイルサーバーはインターネットを介して繋がっているため、常に外部からの脅威に対して対策を講じる必要があります。

 

また自社に問題が起きていなくても、ベンダー側に障害が発生してセキュリティが停止するリスクを考慮すると、BCP対策を含めた復旧作業を自社で行えるオンプレミスはおすすめです。

 

 

 

さいごに|オンプレミスのファイルサーバーを構築しよう!

さいごに|オンプレミスのファイルサーバーを構築しよう!

 

今回は、オンプレミスのファイルサーバーの特徴やクラウドとの違いについて解説してきました。

 

それぞれにメリットとデメリットがあるため、導入前にしっかりと仕組みとその違いについて理解しておくことが重要です。

 

正しい判断で、ファイルサーバーをオンプレミスに構築しましょう。

サーバー

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業界歴10年以上の生粋のOA機器営業マン。勤めていたOA機器会社のあまりの悪徳営業っぷりに嫌気がさし「株式会社じむや」を設立。 UTMや複合機業界の赤裸々なコラムを発信し続け、価格崩壊を招いた張本人。 競合他社から2週間に1回はクレームが入る程の激安正直価格でUTMや複合機を全国にリース販売しています。