Fortigate(フォーティゲート)のUTMの価格は?口コミや評判を紹介!
フォーティネットのファイアウォールプラットフォーム「フォーティゲート」は、注目機種が豊富に揃っており、価格帯も安価で比較的導入しやすいことでも評判です。
本記事では、Fortigate(フォーティゲート)のUTM製品における評判について考察しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
目次
「Fortigate(フォーティゲート)」とは?UTMに関連する評判を紹介!
UTM市場のトップシェアを誇るFortigate(フォーティゲート)は、他社と比較しても安価でオフィス規模に応じた仕様を選びやすいとの評判から、人気のあるIT企業です。
まずは、どのような会社なのか、詳しく解説しています。
フォーティゲートとは?
Fortigate(フォーティゲート)とは、フォーティネットが運営するファイアウォールプラットフォームのこと。
アメリカ合衆国を拠点とし、人工知能や機械学習を用いた技術開発により、安価で高性能なUTMをプロダクトリリースしています。
創設時期は2,000年と歴史は浅いものの、2022年時点で顧客取引者数が550,000社以上、特許も1,250件取得するなど大きな実績を持っていることが特徴。
また、UTMを含めたネットワークセキュリティ機器の出荷台数が7,600,000台を突破するなど、業界内でもトップクラスのIT企業です。
このようなさまざまな実績から、スペックや価格帯などのユーザーから受ける評判もよいです。
評判や口コミまとめ
それでは実際、Fortigate(フォーティゲート)のUTMに関連する評判には、どのような口コミが寄せられているのでしょうか。
ここでは、WebやSNSで投稿されている評判をまとめました。
- UTM業界のなかでも安価で操作性が高い
- コストパフォーマンスがよい
- フィルタリングやスパム対応などで動作が安定している
- スループット遅延がなくストレスフリーで利用できる
- コンパクトサイズで場所を選ばなくてもよい
業界内トップシェアを誇るFortigate(フォーティゲート)ということもあり、ネガティブな評判はあまりみられず、数多くの好評が寄せられています。
Fortigate(フォーティゲート)のUTM関連の評判を考察!
フォーティネットがプロダクトリリースしているFortigateシリーズには、オフィス規模で選べる多彩なラインナップが揃っており、評判も上々です。
ここでは、下記の5つの評価ポイントで考察しています。
- 価格(評価|★☆☆☆☆)
- 性能(評価|★★★☆☆)
- ファイアウォールのスループット(評価|★★☆☆☆)
- 国内シェア(評価|★★★★★)
- 本社がある国(評価|★★★★☆)
それでは、詳しくみていきましょう。
5つの評価ポイント
Fortigate(フォーティゲート)のUTMの特徴といえば、稼働の安定性や高いセキュリティレベルです。
それでは実際、どのような評価がえられたのでしょうか。
WebやSNSに寄せられている評判を参考に、各項目で評価していきます。
メーカーのUTMランキングの一覧が見たい場合は「UTMのメーカーおすすめ比較ランキング5選」をご覧ください。
価格(評価|★☆☆☆☆)
Fortigate(フォーティゲート)のUTM価格は、バンドル制をとっている為、ポイントポイントで機能を選びたい方にとっては他社と比較しても安価といえます。
他社に引けを取らないスペックを維持しながらも、安定した価格帯は、ユーザーにとっても魅力的にかんじることでしょう。
ただし、他メーカーのUTMパッケージと同じ内容にしようと思うとそこまで安くはありません。
一般的には、中小企業向けのUTMであれば約10~100万円の価格帯で推移していますが、代理店によっては価格に変動がある可能性もあるため注意が必要です。
ちなみに、大企業向けのUTMとして「Fortigate 3,100D」仕様も存在しますが、価格は1,000万円を超えます。
性能(評価|★★★☆☆)
Fortigate(フォーティゲート)のUTMは、IEEE802.11n準拠の無線LANに対応しています。
また、IEEE802.11 WME(Wireless Multimedia Enhancement)をサポートしており、画像や音声などのマルチメディアデータを効率的に伝送することができます。
ファイアウォールのスループット(評価|★★☆☆☆)
Fortigate(フォーティゲート)シリーズのUTMは、主に「Fortigate 50E」「Fortigate 60F」「Fortigate 80F」で主軸展開しています。
それぞれの仕様ごとに、ファイアウォールのスループット数値を下表にまとめました。
機種 | FWのスループット |
FortiGate 50E(パンフレット ダウンロード) | 2.5Gbps |
Fortigate 60F(パンフレット ダウンロード) | 10Gbps |
Fortigate 80F(パンフレット ダウンロード) | 10Gbps |
PC20台以下の企業に導入するとなると、平均的な数字となっております。
国内シェア(評価|★★★★★)
日経×TECHが2018年に実施したUTM業界のシェア率の統計結果では、Fortigate(フォーティゲート)が1位で、その導入率は34.7%でした。
業界シェア2位のPalo Alto Networks(パロアルトネットワークス)の19.1%を圧倒的に凌ぐ人気の高さは驚異的です。
ただし、国内シェアで見ると2以下のこのランキングは、現場から見ている私からすると大きく違うと感じます。
それでもフォーティゲートがNO1なのは、現場に出ている私からしても納得ですね。
本社がある国(評価|★★★★☆)
Fortigate(フォーティゲート)のUTMは、経済大国でもあるアメリカでプロダクトリリースされています。
拠点はカリフォルニアですが、セキュリティ業界での最先端を進むアメリカが主導でビジネスを展開していることから、信頼性は高いといえるでしょう。
総合評価
Fortigate(フォーティゲート)のUTMは、本体価格が約10~1,000万円を超えるラインナップが揃っており、オフィス規模や用途に応じて選ぶことができます。
また、UTM業界のシェア率の統計結果では1位で、導入率が34.7%と驚異的な結果を残しています。
ポジティブな評判も多く、今後も大きく成長していくことでしょう。
さいごに|フォーティゲートの評判を参考にしてUTMを選ぼう!
今回は、Fortigate(フォーティゲート)のUTMの評判について考察しました。
豊富なラインナップや安価で導入できる手軽さが評判を呼び、UTMシェア率1位を獲得するなど、大人気のIT企業です。
性能面でも多くの好評を獲得しており、ポジティブな評価という結果となりました。
ぜひ、Fortigate(フォーティゲート)のUTM導入を検討してみてはいかがでしょうか。
UTM
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